ME2種の合格率について質問をもらったので書きます。
去年のME2種の合格率は42.5%でした。
合格率については去年初めて公開され(私の知る限りでは)、試験の点数も合否通知といっしょに送られてわかるようになりました。
この合格率が高いか低いかを判断した基準は、ME1種の講習会テキストに合格率の事が少し書いてあったのでそこで判断しました。
合否は筆記試験の点数と小論文の点数を合わせて決定されるが、これまでの試験の合格率に大きな差はなく、毎回ほぼ20数%である。この合格率は第2種試験と比べると10%程度低く、より難関な試験といえる。
(「第1種ME技術実力検定試験」講習会テキスト、p13)
20数%というのがME1種の合格率で、「第2種試験と比べると10%程度低く」とあるので、ME2種の合格率は30数%と判断していました。それで、去年の合格率は高いなぁと思いました。
なぜ、合格率が30数%なのかを考えると、CEの学生だけが受ける試験なら合格率が6割くらいいってもよいと思います。ですが、実際には、ME2種はさまざまな人(他の医療系の人、他の医療系の学生、メーカの人、一般の大学生等)が受けているためにこの合格率なのだと思います。他の要因としては、CEの学生は学校で強制的に受けさせられるため、あまり勉強していない人もいるからだと思います。
CEの学生にとってはME2種は基礎知識を見るための試験です。取れてあたり前の試験です。これから受験をする人は学校にやらされるんだという気持ちではなく、自らやるんだという気持ちで合格を目指してください。