朝練・夜練全面禁止、学校の事件相次ぎ…群馬の公立中
2月17日の読売新聞にこの記事が出ていました。
学校の不審者侵入事件が相次いでいるので、群馬県の全公立中学校でスポーツ、文化系と問わず朝練と夜練の部活動を禁止するそうです。
理由は「校内に部活動担当以外の教職員がいない早朝と日没後の活動は危険」だそうです。
意味がわかりません。今の時期日没までといったら、部活はできないのと同じです。朝と夜に危険という理由はどこからきたのでしょう。生徒が危険だからというだけで部活動を禁止するのは検討違いだと思います。
自分が中学に行っていた目的の1つが部活でした。朝練もしました、暗くなっても照明をつけてやっていました。もし、中学時代にこんなことをやられたら、学校に行かなかったかもしれません。
今、部活をがんばっている生徒で部活がなくなったらどうなるかを考えているのでしょうか。
私は新聞の記事を読んで、生徒を守るためにやるのではなく、学校や先生を守るためにやるのではないかと思います。先生が安全に仕事をやるために生徒を管理するとしか考えられません。
学校の安全対策は大切ですが、生徒から何かを取って行う対策ではなく、先生、生徒、親、地域住民など、協力して行う対策を考えてほしいです。
もう1つ読売新聞の記事で
「小学校不審者侵入 昨年全国で19件 うち無施錠11件」
警察に報告された件数で19件。その中には何も安全対策を取っていなかった学校があったという記事です。
このような背景をみて、部活動禁止を提案したと思いますが、部活動禁止はどう対策しても危険と判断した時で、対策を取っていない学校があるなかやるべきではないと考えています。今の状態でやっても結局は対策をしない学校は何も対策をしないまま同じような事件を起こしてしまいます。もっと根本的な部分を考えたほうが良いと思います。